• 2023年6月1日

【Influx解説】風力発電の現状を理解したい

最終更新日 2023年4月27日 by rradiatordir

「風力発電ってどんな発電?」
「エネルギー問題に興味がある」
「Influx社の洋上風力発電を応援したい」

日本以外の国でも、エネルギー問題っていうのはその国にとって大きな課題になります。
一昔前では、エネルギー問題はそこまで真剣に考える必要はありませんでした。
個人の家庭では薪をくべていたからです。
電気もそれほど使われておらず、例えば昭和初期の頃は電化製品などがほとんどなかった状態です。
ところが戦後になり世の中が発展すると、電化製品はものすごく広く使われるようになりました。

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昭和50年位に建築された住宅の特徴

例えば、昭和50年位に建築された住宅を見るとわかりますが、6畳ある部屋の中で、コンセントを差し込み口が1つか2つしかない部屋が多いでしょう。
これは、それだけコンセントが必要なかったともいえます。
実際に当時は、家電自体がそこまで多くなかったと言えるでしょう。
もちろん台所あたりには、電化製品などが集中しますので、ある程度コンセントは配備されていたと言いますが、寝室などではほとんどなかったといえます。
ですが最近は、扇風機は空気清浄機あるいはパソコンそして携帯電話の充電など非常にコンセントが必要な状態が増えてきており、平成の中期ごろから建築された住宅の多くは、1つの部屋にコンセントの差し込み口が4カ所がそれ以上はあることが多いです。
リビングになると8カ所以上あることも少なくありません。
これは何を意味するかと言えば、国内でたくさんの電気が使われていることを意味しているわけです。

風力発電がどの程度のエネルギーを持っているのか

この時風力発電と呼ばれるものが既にかやされており、実用化に至っていますが、果たして風力発電がどの程度のエネルギーを持っており、国に貢献しているかと言うのは知っておかなければいけません。
風力の発電前と言えば大きな風車を思い出す人もいますが、確かにその通りであり風の力を用いて電気を起こす仕組みです。
エネルギーを起こす時、たいていは二酸化炭素を発生するわけですが、実はこの風力発電と呼ばれるものはほとんど二酸化炭素を発生しません。
ちなみに二酸化炭素が発生するのは、石炭などを使う場合になります。
この石炭と言うのは実は日本の電力の中で2番目に重要な役割を果たしており、一番は天然ガスになりますが2番目が石炭の状態です。
よく原子力発電所は日本の中で1番大きな電力源と感じている人もいますが、実は原子力発電所と言うのは日本全体で合わせても電力の6%程度しか発電していないことが知られています。

石炭とガスを合わせると全体の50%を超える

一方これに対して、石炭とガスを合わせると全体の50%を超えるほどの割合になります。
ただこれらに関しては、化石燃料のようなものであり、いつかは尽きてしまうことを考えておかなければいけません。
石炭もいずれ採掘をしても取れなくなる時が来ます。
一方で、天然ガスも地球の地下に埋まっているものになりますので、使い続ければいずれ枯渇するでしょう。
これに対して風力発電や水力発電などは、二酸化炭素を出さないだけでなく、設備が整っていれば枯渇するような事はありません。
このように、地球にも優しいだけじゃなく、将来を見通した場合サステナブル的な考え方になりますので、今後ますます注目されるところです。

風力発電は電力全体の0.6%程度のシェアしかない

ただ現場に関して理解するのが、風力発電と言うのは電力全体の0.6%程度のシェアしかありません
つまり、風力発電がなくなったところで、電力自体はそこまで大きな問題にならないからです。
しかしそれにもかかわらず、なぜ現在でも数が増えており開発が進んでいるかと言えば、1つはサステナブルの考え方があります。
風力の発電を使うことにより、まず環境破壊になることがないと言う意味において将来地球を維持する上で重要な役割を果たしているのは間違いありません。
そしてもう一つは、まだまだ潜在能力が高いからといえます。
潜在能力を十分に発揮している状態であれば、これ以上増やしてもあまり効果は無いかもしれません。
ある意味サステナブル的な意味が1番の理由になるかもしれません。

風力発電の今後の可能性

しかしながら、今後さらに増やそうとしているのは、まだまだスペックの半分も使っていないからでしょう。
風の力による発電が本気で稼働すれば、今の何倍もの電力を発電することができます。
それこそ石炭や天然ガスとまではいかないかもしれませんが、今の何倍ものシェアを担うことになるでしょう。
現在でも研究が続いてますが、これを建築する場合もそれなりの費用がかかると同時に、建築する場所も考えなければいけません。
では民家の真ん中に大きな風力の発電があったとすれば、地震が起こった場合に大きな問題になる事は容易に想像できます。
見た目は言うかもしれませんが、やはり危険性があるため場所が限られていることを知っておかなければいけません。
もう一つは、能力を発揮するためには風がよく吹く場所に設置しなければならないわけです。

まとめ

基本的に民家があるようなところは、あまり風が発生しにくく、逆に山の斜面や海の上などは比較的能力を発揮しやすい場所といえます。
それ故最近は、海の上に発電施設があることも珍しくないです。