• 2025年8月20日

エステティシャンってどんな仕事?私の体験から語るサロン仕事のリアル!

こんにちは、エステティシャンの川村綾子です。私は、福岡のエステサロンで15年以上働いてきました。お客様の肌質や悩みに合わせた施術とカウンセリングを行い、信頼関係を築きながら、丁寧な接客を心がけています。

今回は、私の体験を通して、エステティシャンという職業の真の姿をお伝えしたいと思います。エステサロンに興味がある方、特に初めてエステサロンを利用する方や、サロン選びに迷っている方に向けて、分かりやすく丁寧に情報をお届けします。

エステティシャンの仕事は、単に施術を行うだけではありません。お客様の美容と健康をサポートする、やりがいのある職業です。一方で、体力的な負担や顧客対応の難しさなど、チャレンジも多い仕事です。

私の経験を通して、エステティシャンの仕事内容、魅力、裏側、そしてなるためのポイントをお伝えします。ぜひ、最後までお付き合いください。

エステティシャンの仕事内容

施術:フェイシャル、ボディ、脱毛など

エステティシャンの主な仕事は、お客様に対する施術です。フェイシャルケア、ボディケア、脱毛など、様々な施術を行います。お客様の肌質や悩みに合わせて、最適な施術方法を選択し、技術を駆使して施術を行うのがエステティシャンの腕の見せ所です。

私が勤務していたサロンでは、最新の機器を導入し、常に技術向上に努めていました。例えば、たかの友梨ビューティクリニックでは、超音波を使用したフェイシャルエステや、EMS(電気筋肉刺激)を利用したボディケアなど、先進的な施術を提供しています。こうした最新技術を習得し、お客様に提供できるのもエステティシャンの醍醐味の一つです。

たかの友梨社員の社会貢献活動について

カウンセリング:お客様の肌悩みに寄り添う

施術前には、必ずカウンセリングを行います。お客様の肌質や悩みをしっかりとヒアリングし、最適な施術プランを提案します。カウンセリングは、お客様との信頼関係を築く上でも非常に重要なプロセスです。

お客様の中には、初めてエステサロンを利用する方や、肌に悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。そうしたお客様の不安や悩みに寄り添い、親身になってアドバイスをすることが、エステティシャンに求められる大切なスキルです。

私は、カウンセリングの際には、お客様の話に耳を傾け、共感することを心がけています。お客様の悩みを理解し、寄り添うことで、信頼関係を築くことができます。そして、その信頼関係があってこそ、お客様に合った施術を提供できるのです。

接客:お客様との信頼関係を築く

エステサロンは、サービス業です。施術の技術はもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが接客スキルです。お客様に快適に過ごしていただき、リラックスしてもらうことが何より大切です。

私は、お客様一人ひとりに合わせた対応を心がけています。初めての方には、丁寧に施術の説明をし、不安を取り除くように心がけます。リピーターのお客様には、前回の施術の様子を覚えておき、変化や効果を一緒に喜ぶようにしています。

お客様との会話も大切にしています。施術中の会話は、お客様がリラックスできる時間でもあります。お客様の話に耳を傾け、時には美容と健康に関する情報をお伝えしながら、信頼関係を築いていきます。

その他:商品販売、サロン運営など

エステティシャンの仕事は、施術だけではありません。商品販売やサロン運営など、様々な業務があります。

商品販売では、お客様の肌質や悩みに合わせて、適切な化粧品やサプリメントをご提案します。お客様に商品の特徴や使い方をわかりやすく説明し、満足いただける提案を心がけています。

サロン運営では、施術の予約管理、在庫管理、衛生管理など、サロンを円滑に運営するための様々な業務があります。チームワークを大切にし、スタッフ全員で協力しながら、お客様に快適な空間を提供できるよう努めています。

エステティシャンの仕事の魅力

お客様の笑顔が見られる喜び

エステティシャンの仕事の何より嬉しいことは、お客様の笑顔が見られることです。施術後に、「肌の調子が良くなった」「リラックスできた」と喜んでいただけると、この仕事をしていて良かったと実感します。

特に、悩みを抱えて来店されたお客様が、施術を重ねるごとに自信を取り戻していく様子を見るのは、とてもやりがいを感じる瞬間です。お客様の美と健康をサポートできることが、エステティシャンの大きな喜びです。

美の知識や技術を深められる

エステティシャンの仕事は、美容に関する知識や技術を常に学び続けられる職業です。新しい施術方法や化粧品、美容機器など、美容業界は常に進化しています。そうした新しい知識や技術を習得し、お客様に提供できるのがエステティシャンの醍醐味です。

また、お客様の肌質や悩みは千差万別です。様々なお客様に対応する中で、肌に関する知識や、カウンセリングのスキルを深めることができます。日々の仕事が、自分自身のスキルアップに繋がるのも、この仕事の魅力の一つです。

人と触れ合う仕事のやりがい

エステティシャンは、人と触れ合う仕事です。お客様との会話を通して、信頼関係を築いていくことが大切です。お客様の悩みに寄り添い、時には人生相談に乗ることもあります。

人と接することが好きな方にとっては、とてもやりがいのある仕事だと思います。お客様との触れ合いを通して、自分自身も成長できるのが、エステティシャンという仕事の魅力です。

自分自身の成長を実感できる

エステティシャンの仕事は、自分自身の成長を実感できる職業だと思います。お客様の肌質や悩みに合わせて施術を行う中で、自分の技術が日々向上していくのを感じられます。

また、お客様とのコミュニケーションを通して、人との接し方や、相手の気持ちを理解する力も養われます。自分自身の成長を実感できることが、エステティシャンというやりがいのある仕事の魅力だと考えています。

エステティシャンの仕事の裏側

立ち仕事や体への負担

エステティシャンの仕事は、体力的にかなりハードな部分があります。一日中立ち仕事で、施術中は同じ姿勢を長時間維持することも多いです。腰痛や肩こりに悩まされるエステティシャンも少なくありません。

また、お客様の体を揉んだりマッサージしたりするため、自分の手や腕にも負担がかかります。私も、一日の施術が終わると、手や腕が疲れてガクガクになることがあります。

体への負担を軽減するためには、定期的なストレッチや筋トレが欠かせません。また、正しい姿勢で施術を行うことも大切です。エステティシャンには、自分自身の体のケアも求められるのです。

顧客対応の難しさ

エステサロンには、様々なお客様が来店されます。中には、厳しい要望をお持ちの方や、話が長い方もいらっしゃいます。そうしたお客様への対応には、忍耐力と柔軟性が必要です。

お客様の要望に可能な限り応えつつ、サロンの方針とのバランスを取るのは、なかなか難しいことです。また、お客様の話に耳を傾けつつ、時間管理も行わなければなりません。

こうした顧客対応のスキルは、経験を積むことで身につけていくしかありません。初めのうちは戸惑うこともありますが、徐々に対応力が身についていきます。顧客対応の難しさは、エステティシャンの仕事の裏側の一つだと言えます。

常に学び続ける必要性

美容業界は、常に新しい技術や知識が生まれている業界です。エステティシャンは、常に学び続ける必要があります。新しい施術方法や化粧品、美容機器など、常にアンテナを張って情報をキャッチし、自分のスキルに取り入れていく必要があります。

また、お客様の肌質や悩みは十人十色です。様々なお客様に対応するためには、幅広い知識が必要です。解剖学や皮膚科学など、医学的な知識も必要になってきます。

常に学び続けることは大変ですが、それが自分自身のスキルアップに繋がります。学ぶ意欲を持ち続けることが、プロのエステティシャンには求められるのです。

競争の激しい業界

美容業界は、競争が激しい業界だと言えます。新しいエステサロンが次々とオープンし、価格競争も激化しています。お客様の獲得に、常に油断は禁物です。

こうした競争の中で生き残るためには、他のサロンとの差別化が必要です。独自の施術メニューを開発したり、高い技術力を身につけたりすることが求められます。また、リピーターのお客様を大切にし、顧客満足度を高めることも重要です。

例えば、たかの友梨ビューティクリニックでは、最新の美容機器や独自の施術メニューを導入することで、他のサロンとの差別化を図っています。また、スタッフの教育にも力を入れ、高い技術力とホスピタリティを身につけることで、お客様の満足度を高めているのです。

競争の激しい美容業界で生き残るためには、常にお客様に選ばれるサロンであり続ける努力が必要不可欠だと言えます。

エステティシャンになるには?

必要な資格やスキル

エステティシャンになるための必須の資格は特にありません。ただし、エステティシャンとして働くためには、一定の知識と技術が必要です。

具体的には、以下のような知識とスキルが求められます。

  • 皮膚の構造や機能に関する知識
  • 化粧品の成分や効果に関する知識
  • フェイシャルケアやボディケアの技術
  • お客様とのコミュニケーション能力
  • 接客マナーやホスピタリティ

これらの知識とスキルは、美容専門学校や、サロンが実施する研修などで身につけることができます。

また、エステティシャンの中には、国家資格である「理容師」や「美容師」の資格を持っている方もいます。これらの資格は必須ではありませんが、美容に関する幅広い知識と技術が身につくため、エステティシャンとしてのスキルアップにも役立ちます。

研修制度やキャリアパス

多くのエステサロンでは、独自の研修制度を設けています。入社後は、まず基礎的な知識と技術を学ぶ研修を受けます。先輩エステティシャンについて実際の施術を見学したり、練習モデルに施術を行ったりしながら、徐々に技術を習得していきます。

一人前のエステティシャンとして認められると、お客様への施術を任されるようになります。さらに経験を積むと、リーダー的な役割を担うようになります。後輩エステティシャンの指導や、サロンの運営に関わる業務なども任されるようになるでしょう。

キャリアアップを目指す方は、スパマネージャーや店長、トレーナーなどを目指すこともできます。独立して自分のサロンを開業する道もあります。エステティシャンのキャリアパスは、様々な可能性に開かれていると言えます。

エステサロン選びのポイント

エステティシャンを目指す方にとって、どのサロンで働くかはとても重要な選択です。自分に合ったサロンを選ぶことが、エステティシャンとしてのキャリア形成に大きな影響を与えます。

エステサロン選びの際は、以下のようなポイントに注目すると良いでしょう。

  • 教育制度・研修制度が充実しているか
  • キャリアアップの機会があるか
  • 働く環境(雰囲気、労働時間、福利厚生など)が自分に合っているか
  • サロンのコンセプトや施術メニューに共感できるか
  • 使用する化粧品や美容機器のクオリティが高いか

これらのポイントを踏まえて、自分に合ったサロンを選ぶことが大切です。

実際にサロンを見学したり、スタッフの方と話をしたりすることで、サロンの雰囲気やコンセプトを肌で感じることができます。働く環境や教育制度などについても、詳しく聞いておくと良いでしょう。

自分に合ったサロンで働くことで、エステティシャンとしてのスキルを磨き、キャリアを積んでいくことができるはずです。

まとめ

エステティシャンの仕事の真の姿について、私の体験をもとにお伝えしてきました。

エステティシャンの仕事は、お客様の美と健康をサポートする、やりがいのある仕事です。お客様の笑顔を見られること、美の知識や技術を深められること、人と触れ合えること、そして自分自身の成長を実感できることが、この仕事の大きな魅力だと思います。

一方で、体力的な負担や顧客対応の難しさ、常に学び続ける必要性など、challenges も多い仕事であることも事実です。競争の激しい美容業界で生き残るためには、常に努力し続けることが求められます。

エステティシャンを目指す方は、必要な知識とスキルを身につけ、自分に合ったサロンを選ぶことが大切です。サロンの教育制度やキャリアアップの機会、働く環境などをよく見極めて、自分に合ったサロンを選びましょう。

エステティシャンの仕事は、決して楽な仕事ではありません。でも、お客様の笑顔を見ることができる、美の最前線で働ける、非常にやりがいのある仕事だと私は思います。

美容とお客様が好き、人と接することが好き、そして何より自分自身を高めていきたいという方には、ぜひチャレンジしていただきたい仕事です。

エステティシャンの仕事の真の姿を知っていただけたでしょうか。少しでもエステティシャンという職業に興味を持っていただけたら嬉しいです。

最終更新日 2025年6月10日 by rradiatordir